ＭＯＤＥＬＡとShade Debut　Ｐａｒｔ２

　

　

　【ＭＯＤＥＬＡで切削】

　　

　MODELA PLAYERを立ち上げ先に作成したＤＸＦファイルを読み込みます。大きさ設定で

切削サイズを１９．３mm×１７．８mm×８．７mmに設定します。

　

　　

　空気取り入れ口部分だけ切削する場合、切削深さは１０ｍｍに設定します。

　

　　

　

切削材料はレジンの固まりを使うので、材料の硬さはＡＢＳ樹脂に設定します。荒削り工程は

直径１mmのエンドミルを設定します。

　

　　ＭＯＤＥＬＡで切削中に外れない様にする為に、

厚さ３mmの朴の板材に直径３mmの穴を開け、プラ棒の

ダボで固定しＭＯＤＥＬＡに取りつけます。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　荒削り切削に要した時間は約３時間でした。

仕上げには直径０．５mmのエンドミルを使い、

こちらは約１時間で完了しました。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

切削した空気取り入れ口の部品は左右対称で、中央の

円錐部分もシャープに切削出来ました。厚さ約０．５mm

の縁部分もシャープです。表面の仕上げはエンドミルで

削った後の凹凸を、ペーパー掛けして滑らかにするだけ

で原型に使えます。

　

左側が台形部分、中央が空気取り入れ口、一番右側がサフェーサー

吹きした原型です。

　ＭＯＤＥＬＡはグラフィックソフトで作成したデータを忠実に

切削し設定次第で精密加工が出来ます。手作業で作成困難な形状

も切削出来ます。

　自分が望む形状を作れるか、ＭＯＤＥＬＡが役に立つか、

役に立たないかは各自の使い方次第です。