2010年夏のワンダーフェスティバルで、赤とんぼワークスが出品したキットは、1/72スケールの「ビーチクラフト・キングエア」です。
実機は全幅:15.32m、全長:10.82mなので1/72スケールでは全幅:約21.3cm、全長:約15cmになります。胴体は上下ニ分割、クリアーパーツ
の他、ソリッドモデル風仕上げを選択可能です。機首部分を空洞にしてオモリを入れるスペースを確保しましたが、仮り組みした所、オモリを入れ
なくても3点姿勢で立つ事が確認出来ました。
本キットはプラット・アンド・ホイットニー・カナダPT6A-20A/21エンジンを装備した海上自衛隊の連絡機型LC-90、または練習機型TC-90をモデル化
しました。2010年夏のワンダーフェスティバルでは友人に作例製作を依頼し、卓上に練習機型TC-90を展示しました。
デカール替えでアメリカ海軍の練習機T-44ペガサスも予定していましたが、同型のエンジンはプラット・アンド・ホイットニー・カナダ
PT6A-135-Aなのでエンジンナセルの形状が違う為に7月は見送りました。
ワンダーフェスティバルから1ヶ月後の8月にビーチクラフト・ キングエアの軍用機型、T-44Aペガサス米海軍練習機のカウリングが出来ました。
右側がT-44Aペガサスのカウリング、左側がLC-90、TC-90のカウリングです。 T-44Aペガサス用デカールも出来ました。
T-44Aペガサスの作例は11月のJMC前に完成しました。
Decal of "Beechcraft C-90 KING AIR" and " Beechcraft T-44A Pegasus".
Boxart of Kit No.32"Beechcraft T-44A Pegasus" and Kit No.31"Beechcraft C-90 KING AIR".
輸出向けには海上自衛隊仕様より米海軍仕様の方がアピール出来そうなので、外国の雑誌宛てにT-44Aペガサスのサンプルを送りました。